【会社を知る(2)】
教育と研修に力を入れています:
2000年にカーネルキャリアスクールという情報処理技術者養成教育の機関を設立しました。ハローワークの委託訓練、大手企業の社員研修、大学での資格取得講座などを手がけています。
カーネルキャリアスクールは、外向けの教育機関であると同時に、カーネルITグループの社員研修・教育部門としても機能しています。専任プロ講師が担当する社内研修は、内容がたいへん充実しており、一流の知識と技術が確実に身に付けられます。
新入社員研修では、ソフト開発の知識取得・基礎訓練はもちろんですが、社会人マナー、ビジネス文書の書き方、仕事に対する意識のもち方まで身につく内容になっており、社会人一年生には心強い味方です。
技術力と共に企業の両輪である営業力も培っています:
かつてバブルが崩壊した後の1990年代には、カーネルグループも苦しみました。仕事は減るし、社員数は100名を割るし、大変な時代でした。そのとき、亡き会長と現社長が立てた5つのビジネスコンセプトが今日のカーネルグループの確固たる土台となっています。
①ネットワーク化を意識したソフトウェア技術力を磨き高めること、
②様々な機器のコンピュータ化に対応できる技術力を磨き高めること、
③顧客満足度を最大限に高められる営業力と組織力を身に付けること、
④採用と雇用を多様化し企業の活力向上を図ること、
⑤ベンチャービジネスとして世の中の役に立つ新規のビジネスを始めること。
これら5つの実践の中で、営業力を高めるために、カシオの事務処理専用機の販売部門を設立して、セールス・営業の意義・意味を身をもって体験してきました。おかげで、どこの企業グループにも属さない独立系のカーネルグループとして、年々成長してきました。
取引している企業は大手から中小まで:
トヨタグループとはいろいろな取引があります。トヨタ自動車、トヨタコミュニケーションシステム、トヨタホーム、アイシン精機、デンソーテクノなどなど。他には、三菱電機グループ、横河電機、MHIエアロスペースシステムズ、ユーフィット、メディアクリック、レシップ、ダイコク電機、オークマなど。
社長はどんな人?:
柿崎社長は、三重大学工学部電気工学科を卒業して高岳製作所に入社。電力会社向け総合制御システムの開発に携わり、また、当時最先端の漢字端末装置の研究にも実績を残しました。(2008年8月25日に56歳で永眠した故水野会長は、東京大学工学部計数工学科を卒業して中部電力に入社。数理計画手法をもちいた需給計画システムや経営計画のための意思決定支援システムなどの開発を行いました。)30歳の青年2人が共同研究で出会い大企業をスピンアウトし、1985年6月に株式会社カーネルコンセプトを設立しました。ベンチャー企業の走りでした。
柿崎社長は愛知県情報サービス産業協会(通称AIA)の常任理事も勤めており、地元情報企業育成のための活動にも熱心です。社長、従業員の継続した努力により、カーネルグループは名古屋でトップクラス、独立系ソフトハウスとしてしっかりした存在感を築いてきています。